治療方針
治療方針
当院では、今ある症状をただ治すだけでなく、なぜそのような問題が起きたのかをしっかり見極め、根本的な原因にアプローチする治療を大切にしています。
また、一時的な対症療法ではなく、患者さまが生涯にわたり快適な食生活を送れることを目標に、機能性と審美性を兼ね備えた治療を提供しております。
治療に際しては、まず丁寧な診査・診断を行い、科学的根拠に基づいた治療計画を複数ご提示し、それぞれのライフスタイルやご事情に寄り添いながらご相談させていただきます。
すべての治療はインフォームドコンセントを大切にし、オーダーメイドの治療計画のもと、かみ合わせや全身とのバランスにも配慮した丁寧な治療を心がけています。
快適な医療環境のもと、患者さまお一人お一人の将来を見据えた歯科医療を提供してまいります。
診療の流れ
各種検査のご説明
バランス検査・CADIAX・CT検査
顎関節症の治療にあたり、まずは口腔内や全身の筋肉の状態のほか、必要に応じて顎関節の形状や動きを確認するための各種検査を行います。これらの検査結果にもとづき、今後の治療方針を決定いたします。
- 上下の歯型を採取し、KaVo社製の咬合器「プロターevo7」を使い、顎関節と上顎の位置関係を再現(フェイスボウトランスファー)します。次に、下顎の模型を中心位という顎の安定した位置で咬合器に装着します。これにより、現在のかみ合わせの状態を分析し、咬合診断を行います。
- 全身を撮影し、身体の中心線(アライメント)と両肩、両腰、両膝の位置関係が適切であるかを確認します。
- かみ合わせに関係する筋肉群に、緊張や痛みがないかを調べます。
- 歯科咬合診断用材料であるブラックスチェッカーを用いて、歯ぎしりの有無とそのパターンを調べます。また、必要に応じて口腔内の細菌検査なども行います。
※模型に装着している赤いマウスピースのようなものがブラックスチェッカーです。上の歯に装着したまま就寝していただくことで、睡眠時の歯ぎしりの状態を調べることができます。 - 「CADIAX(キャディアックス)」という専用の機器を用いて、下顎の三次元的な動きを調べます。
- 必要に応じて顎関節のCT撮影を行う場合があります。
パノラマレントゲン写真と顎関節CTで診る、歯科用CTの重要性
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通常のレントゲン画像
歯や骨の状態を平面的に映し出すデジタルパノラマレントゲンで撮影した画像です。顎関節の先端が丸みを帯びており、特に問題がないように見えます。
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CT画像
お口の中を立体的に映し出す歯科用CTで撮影した画像です。二次元で撮影したレントゲンでは、このような顎関節の形態を見ることはできません。顎関節症の患者さまのなかには、顎関節が頭蓋骨との摩擦によって変形してしまった方もいらっしゃいます。顎関節の変形や状態を的確に診断するためには、三次元的な情報を得られるCT検査が有効です。
低被ばくで身体にやさしい歯科用CT導入
当院では、モリタ製の歯科用CTを導入しております。1回あたりの被ばく量は約0.02〜0.12mSvと、胸部レントゲンと同程度の低線量。
頻回撮影が必要な方にも、安心して精密検査を受けていただけます。

自費治療の保証について
当院では、自費診療の補綴物(詰め物・被せ物など)が破損した場合、5年間は無償で再製作・修理し、6年目以降は状態に合わせて対応いたします。
インプラントの保証期間は10年間です。ただし、糖尿病の方、重度の歯ぎしりや咬耗のある方、喫煙される方は保証期間が5年間となります。
※上記保証は、当院で定期的なメンテナンスを受けていただいている患者さまのみに適用されます。